居合道
概要
居合道とは
剣の理法の修錬を通じた人間形成と、日本文化の伝承を目的とする武道です。居合道では、日本刀を用い、仮想の敵に対する動作である技(わざ)を稽古します。特徴として、日本刀を鞘に納めた状態から敵の攻撃に対処する点が挙げられます。居合道の技には、古くより伝わる流派の技(古流)と、各派の基本的な形を抜き出し統合した技(全日本剣道連盟居合)があります。私たちは、古流・伯耆流(正式名称:伯耆流居合術)と全日本剣道連盟居合を稽古しています。
《 居合道の効用 》
- 稽古を通じて、日本的な礼儀作法が身につきます。
- 適度に筋肉がつき、足腰が丈夫になります。
- 技を正しく抜くことで、姿勢がよくなります。
- 仮想敵を意識することで、集中力が向上します。
昇段審査
実技と学科があります。
- 実技では、審判の前で指定された技を演武し、修行の深さを審査されます。
- 学科では、居合・武道に関する知識を問われます。
兵庫県では、春と秋(例年5月と11月の日曜日)に開催されます。
試合
居合道の試合は、2名の出場者が、真剣または模擬刀を用い、あらかじめ定められた全日本剣道連盟居合と各流派の形、併せて5本を6分以内に演武し、その「修業の深さ」、「礼儀」、「技の正確さ」、「心構え」などを審判員が判定して勝敗を決します。
■出典:全日本剣道連盟 剣道について
http://www.kendo.or.jp/kendo/index.html
※試合の形式はトーナメント・集団演武・団体戦などがあります。
指導部担当者
師範 神吉芳樹 居合道六段
氏名 | 称号段位 | 主な指導クラス |
◎高坂達夫 | 四段 | |
赤松裕介 | 三段 | |
長田雅明 | 三段 |
◎印・・・責任者
【事務局】事業間の調整・サポート
稽古内容
時間 | 毎週月曜日・木曜日 20時~21時30分 (祝日は休み ただし、月曜日が祝日の場合は、翌日の火曜日に振替) 限られた時間枠で、集中して稽古に励んでいます。 |
場所 | 修武館道場 |
館費 | 4,000円/月 |
必要なもの | (1)道着、袴、帯 (2)模擬刀 【ご自身で揃えられる際の目安】 道着、袴、帯:約20,000円 模擬刀:30,000円~ |
行事内容 | 昇段審査 大会・合同稽古会 奉納演武 など |
よくあるお問い合わせ
真剣を使いますか?
初心者は模擬刀を使っていただきます。高段者になりますと、真剣を使います。模擬刀といえども先端は鋭利ですが、周囲に気を配りながら教わったとおりに正しく扱えば怪我をすることはありません。
体験はできますか?
できます。まずは、稽古を見学にいらしてください。
指導者からのメッセージ
居合道は男女・年齢を問わず始められ、生涯続けることができる武道です。中学生・高校生・20代・30代と幅広い年齢の会員が、道場で共に汗を流しています。稽古内容や雰囲気を知るには、実際に見ていただくことが一番です。見学は随時受け付けていますので、気軽にお越しください。